※画像を撮影する余裕がなかったことにより、この記事には画像はそれほど含まれません。

 今回は0日目(電気外)と2日目に一般参加しました。

―8/9(電気外)―
 秋葉原電気祭りは、コミケ補完イベントとして、主に美少女ゲームメーカーの物販の場として開催され、秋葉原→平和島→新宿と、現在『外』の名の通り に?開催地が遷移したイベントで、今回は、大手メーカーのコミケ落選が相次いだこともあり、来場者が増加すると思われていました。

 地元始発から荻窪経由で西新宿駅へ。同時に到着した逆方向の丸の内線から電気外行きらしき人が大量に上がって来てその流れに乗り、会場のベルサール新宿グランドに6時前に到着。
 いくつかのブースごとのグループで整列し、そこからブース毎に抽出・整列する方式で、私の初手はPurple softwareなのでAグループ最後尾に並ぶ。丁度かなりの人数のminori列が建物内に移動していき、A列はその後すぐにWhirlpoolで数割が抽出、Purple softwareで残りの内7〜8割程(ハピメア効果か予想外の多さ)が抽出され、建物内へ移動しminori列と並んで待機。
 建物内待機なので涼しいのはいいのだが、屋内ではドコモ回線がLTEから3G接続に落ち、早朝からパケ詰まりに泣かされる…その後も続々に待機列が屋内に移動し、いくつかの列は会場ホール内にまで移動して待機することとなる。
 スタッフから3人のチュアブラーとかいうワードが聞こえたと思ったら、Chuablesoft列が6時半過ぎで3人しかいないということで、Aグループの各列先頭付近まで移動していきましたとさ。新作『ノブレスオブルージュ』の女装主人公の抱き枕カバーをメインに据えたせいだったのだろうか…(最終的に完売したらしい)
 その一方、twitterで見えてくるのは屋内から直接見えないGグループのFAVORITEの惨状。某批評空間で高得点を叩き出していた『いろとりどりのヒカリ』、『いろとりどりのセカイ』(というか真紅?)効果、またALcotとのコラボグッズ効果なのか大勢が並ぶも、搬入数が数百程度と需要と供給のバランスが崩れていたとのこと。
 そして9時に定刻スタート。PurpleブースでCDを買い、会場外を半周しfeng列最後尾へ…FAVORITE列とClochette×Nanawind列が長過ぎて迷うとかいう…すぐに会場を1/4周程移動し、東側のひなたで待機する間にアクリルストラップキーホルダー完売。製造ミスで急遽変更になったようですが、恐らくその影響で搬入数も絞られていたためか1限でも真っ先に完売した模様。列離脱も考えましたが…結局セットを買いました(
 Purple softwareの購入者対象蔵出し品放出が、人の多さにより先着から昼過ぎに変更になったことから、適当に時間を潰して再度Purple列に並ぶ。キーホルダーのような小物から特大ポスターやら看板まで色々と放出したようで、ちょっとしたカオスに。
 昼飯の後会場に戻り、ういんどみる『HHG 女神の終焉』クリアファイル無料配布を受けて電気外での活動は終了。HHGに続き女神の終焉も同じスタッフによるカッコイイOP曲とムービーだな…

―8/10(C84初日)―
 最高気温が異常に高そうだったことと、同人、企業共に個人的に微妙だったので休息日に。コミケット準備会twitterで告知された初日の企業ブースへの動線変更や、kmフラワーバスの臨時直行便の様子見等したかったのもあります。
 結果として、企業ブースへは西1Fから西駐車場、通称『パルテノン階段』経由で西館屋上の端まで向かいUターンして、これまでの企業ブースへのルートに合流するという、以前と比べるとかなり大回りのルートとなった模様です。(問題点は後述)
 この日は、高知県四万十市江川崎のアメダスで国内6年ぶりの40℃突破を観測した他、館林、甲府、勝沼のアメダスでも40℃超を観測するような日で、会場では搬送用車いすが足りなかったり、救護室が満員になったり大変だったようで、翌日参加の身として最大限の準備を決定づける要因となりました。

―8/11(C84 2日目)―
 地元始発で出発。コミケ時の青梅線青梅初電からの立川駅での椅子取りゲームは相変わらずだな…
  恐らく皆が新宿から山手線、りんかい線へと向かうと思われる中、(市ヶ谷乗換でも間に合うけど)中野駅からメトロ東西線、有楽町線、ゆりかもめ経由で有明 へ。豊洲6:20発ゆりかもめへの2分乗換はやはり無理とはいえ、6:24発でもコミケ時の場合はりんかい線の遅延を考慮すれば確実に先着できるという…
 twitter検索をかけた限り東待機列が多いようで、予定通り西待機列から東展示棟に向かうことに。イーストプロムナード内の着席可能待機列に滑り込めればいいと思っていただけに、前日の西待機列入場の混乱情報が拡散した影響にしても、西列が予想外に少なく驚き、結局7時過ぎまで着席可能列だった模様。
 その一方ドコモLTE(Xi)回線の接続は悪くア ンテナピクトは0〜4本を彷徨い(大抵は1本)、パケ詰まりやスピードテストすらまともに出来ない状況が続く。ドコモの場合LTE接続ユーザ数が多い上 に、仮に可搬型Wi-Fiを出してもバックボーンが他社(KDDI:WiMAX、Softbank:AXGP)のように自社のLTE以外の無線で逃がせな いあたり辛い…
2日目西待機列Xiスピードテスト
LTE接続、アンテナピクト4本のくせにこの速度@国際展示場駅前仮設トイレ付近

 9時前後にワシントンホテルによる日陰から外れ、日光との戦いが始まる…西列移動が途中で詰まった為か、位置の割に遅めの9:45に移動開始、大三角下のゲート手前で2日目開幕を迎える。約5分後に移動開始し、東西通路(ゴキホイ)→東1ホールから外周に出て10:14東2シャッターサークル無人少女最後尾到着。
 到着後もかなりの勢いで列が伸び続ける…周りの人の話を聞く限り、西の6時半着が東では早朝フライング相当だったようで、2日目は東に相当な人数が流れたと思われる。この日は都心で早々に37℃に到達するような暑さに加え、建物の南側の為に直射日光に晒され続け、飲料所持量が少ない人は非常に過酷になった列で、冬コミより数分早く並んだ分90分程度で買えるとは思っていたが、結局2時間以上という…まあ、グッズセット買えたからいいんですが(実は抱き枕カバーすら残っていたが色々な意味でスルー)。アクエリアス4L持って行って良かった…
  その後(真逆の)東1,6ホールの島を中心に周り、完売したサークルも若干あったものの当初の目的はおおむね達成し、ゴキホイ方面が詰まり気味に見えた 為、いわゆる『おすすめルート』経由で西展示棟へ移動。企業ブース混雑対策の影響か、西1,2ホールからの動線が制限され、西1,2ホールからバス停付 近、ゴキホイ付近の狭い階段を経由して入口付近のコスプレ広場に突っ込むと言う謎経路でようやくエントランスへ。素直にゴキホイ経由の方が移動距離が短く 速かったという…
 おつかいの品を渡し、今度は企業ブースへ移動するものの、資金的にも体力的にもほぼスルー。なんか一般企業がやたら増えてて、入場者の年齢層が低そうだったり、前回までと空気が違うように感じたのは自分だけではないはず…あのRussellブースが14時前に列無し、品切れは3種程というのは、エロゲーマーは電気外にシフトした?と考えていいのだろうか…
  その後東へ戻るも、体力切れ、というより足の疲労が限界近くなり、西の方から雨雲が来るとのことで、ケモ耳島爆撃も中途半端にビッグサイトから撤退。遅い 昼食を摂り、有明、豊洲経由でまったり…と思ったら、急激な天候悪化で皆一斉に帰り始めた為か、ゆりかもめ豊洲行もかなりの混雑で、豊洲で乗り換えた先の 有楽町線もららぽーと等から帰る人々が加わりそこそこの混雑に。いよいよこのルートも穴場ではなくなってきたか…

―8/12(C84 3日目)―
 体力&資金切れ\(^o^)/


 記録的な猛暑の中開催されたC84。初日、2日目が21万人、3日目が17万人の計59万人と過去最高の参加者を記録した一方、救護室が満員になるなど体調を崩す人も多く、自販機の中身が完売したり、東展示棟では『コミケ雲』が発生するなど、過酷なコミケとなりました。晴海時代のジェノサイドコミケ(C42)の丁度2倍の開催回数なのは何かの因縁か…
 あくまで体調管理はしっかりとした上で、駄目そうなら早めにリタイアする勇気を持つことが重要だと、改めて感じました。
 次に企業ブースの混雑対策で、初日の企業ブース入場が大周りとなった件についてです。
  今までであれば、企業ブース入場列は東、西1,2ホール入場列とは大三角手前で早々に分岐していましたが、この大周り入場では西1,2ホール直前まで西 1,2ホール入場列と同じルートを辿るため、西1,2ホールへのエスカレータ等のボトルネックで列が詰まったことから東、西1,2ホール入場まで滞り、コ ミケでは本来メインではないはずの企業の混雑が同人に影響を与えてしまったのは問題だと考えます。
 加えて、今回の大周り入場の場 合、列が詰まることにより後続の入場が遅くなり、先着した人達、いわゆるチケ組、徹夜組等がこれまで以上に有利となり、徹夜組の増加に拍車をかけることと なるでしょう。炎天下の大周り行進が参加者の体調悪化、熱中症等の増加に拍車をかけたことも否定できません。
 また、この告知が、私が確認した限 りでは準備会twitterの投稿でのみ(告知が他の公式ツールで行われていたらごめんなさい)行われた為、告知が不十分であったと思いました。結果とし て、初日の混乱がまとめサイト等で拡散し、『初日のみ変更』という点が伝わらず、2日目の東待機列への集中を招いたと考えます。(まあ、ここは参加者がよく情報を確認する必要もあるが)
  この大周り入場は、恐らく開場直後の企業ブースの急激な混雑率上昇を抑えて、危険を減らそうということなのでしょうが、今回の結果ではデメリットが多すぎ て成功とはとても思えません(というか、あまりにも単純な発想過ぎて、会場又は警察、消防あたりからの指示に渋々従ったのかもしれないが)。
 同 人ホールに影響を与えない為にはこれまで通りのルートを使わざるを得ないと思います。素人考えですが、フェンスにより西3,4ホール内を強制的に経由させ る動線を止め、各ブース待機列をブース付近以外はスロープと西駐車場と絞ってパケット誘導とし(かなりのタイミングの良さが求められるが)、西3,4ホー ル内と屋上スペースを可能な限り空ける等の別の方策を行うのが適当だと思います。
 また、出展企業側にも、少数限定で煽るのを止め、通販を予告したりして『開場即企業直行』の人を減らし、現地では可能な限りの少数品目、Augustのような高速会計を行ってブース待機列を迅速に消化することを求めていく必要があるでしょう。
 C85では男性向ジャンルの配置が3日目に戻る為、今回のような企業ブース混雑対策が行われるのか不明ですが、より良い対策が行われることを望みます。
 前回の黒子のバスケ脅迫騒動は収まったものの、法律、条例等の改訂やTPP、企業ブースの混雑対策、徹夜組等問題は山積みで、良い方向に進むことを願い、我々も協力していかなければならないと思います。

  大三角
帰りの国展駅前
戦利品@電気外
戦利品@C84-1無人少女
戦利品@C84-2
戦利品@C84-3